こんにちは
肉ばなれは、再発が多い怪我です。
最近では、サッカーの長友選手が受傷していましたね。
アジアカップ時に痛めた太もも裏の怪我が、数週間後の試合中に再発したニュースを聞きました。
プロのアスリートでも起こるほど再発率が高いのです。

なぜこの話題かと言いますと、最近子供の肉ばなれがあったからです。

肉ばなれは、急激に筋肉が伸ばされた場合、遠心性収縮(別の説明ですと、力こぶを作るように肘を曲げその肘に伸ばす方向に引っ張られた時に痛める動きです)、後は自分では予想していない動き、例えば死角から押されてバランスを崩して踏ん張った時などです。
肉ばなれは3段階に分けられ、
1度:じっとしている時の痛み、圧迫感のある違和感や痛み、軽い腫れ
2度:痛むところを触ると凹む、関節運動時に支障をきたす
3度:痛むところの凹みがはっきり分かる。歩行など困難

肉ばなれは、太ももの裏が最も多く、ふくらはぎや、太ももの前、内ももの順に多いです。
ふともも裏の肉ばなれは、陸上競技の短距離やサッカー、などに多いです。
ふくらはぎの肉ばなれは、テニスのサーブ時の姿勢が起こりやすい姿勢です。
他には、STOP&GOのスポーツやジャンプの着地時に起こりやすいです。

症状にあわせた治療、安静期間をとらないと患部にしこりが残り再発が起こりやすいです。
しっかり治療して再発率を下げて、楽しくスポーツしましょう。